こんにちは。多拠点生活５ヶ月目の新人アドレスホッパー、かっぱです。アラフォー・独身・女性です。よろしくお願いします。
今日は、「多拠点生活をしている」と言うと、よく聞かれる現実的な質問について、具体的にお答えしようと思います。
確かに、わたしも実際にこの生活を始めてみるまでは、疑問に思っていたことばかりなので、これを機にまとめてみました。
アドレスホッパーって、なんだか訳のわかんない怪しい人種でしょ？ とお思いのあなた。
確かに、「アドレスホッパー」という言葉自体、とても新しいし、この暮らし方をしている人もまだ多くはありません。「アドレスホッパー」というと聞こえがいいけれど、「住所不定」というと、途端に怪しさも2倍3倍でしょう。
そんな怪しい存在・「アドレスホッパー」について、とても現実的なお話をさせていただきます。
これを読み終わる頃には、あ、なんだ、「アドレスホッパーってただの普通の社会人じゃん」と思っていただけるはず（おそらく）
住民票はどこに置いてるの？
実家です。この生活を始めて実際に会ったアドレスホッパーの方々は、「実家」もしくは「自宅」に住民票を置いているケースがほとんどです。
というのも、自宅を持ちながら、アドレスホッピングをしている方も珍しくありません。多拠点生活を送ってはいるけれど、ちゃんと自宅も持っている、という方も多いんです。（ご自分の家族がいる方もたくさんいます）
あとは、「シェアオフィス」や、「住民票を置くことができるサービス」を利用するなど、いくつか方法はあります。
お友達に相談できる方なら、「友達の住所」に住民票を置くこともできますね。（こんな相談ができる友達って、深い関係なんだろうなぁ）
郵送物はどうしてるの？
基本的には全て実家に送ってもらっています。（ありがとう、父さん、母さん）
重要な書類が郵送物として送られてくることが今はほとんどないので、この点は大して困りません。
また、Amazon利用などの場合は、シェアハウスの住所に送ってもらうようにしています。その際は、必ず自分が受け取れる日時を選び、受け取り損ねないように気をつけています。
あとは、郵便物は郵便局留めにしてもらったり、私書箱を使ったりという方法もありますが、頻繁に住所を変える方なら、このサービスが便利そうです。
クラウド上の私書箱サービス「mailmate」
自分宛の郵便物をWEB上で確認・管理することができるサービスです。また、原本が必要な際は、指定の場所へ転送もできるようです。転送先は海外もO Kとのこと。
仕事は何をしてるの？
出社の必要がないお仕事をしている人が多いです。今まで出会ったアドレスホッパーの方々は、
・Webデザイナー
・Webライター
・Webマーケター
・システムエンジニア
などの職種が多い印象でした。
でも、実際には、「アドレスホッパー」と言いつつ、自宅だったり、軸足になる拠点を持っている人も多く、完全にホッピングしている方は珍しいかもしれません。
わたしは、現在ADDressという「全国の家に住めるサービス」を利用していますが、
このサービスは一泊から利用できるので、お得に泊まれる「ホステル」のような使い方も可能です。
基本は自宅から仕事に通い、休日にADDressを利用して全国のシェアハウスに泊まる、という方にも出会ったことがあります。その方達のお仕事は、
・介護職
・内装屋
などでした。必ずしもWeb系のお仕事でなくても、アドレスホッパーにはなれるんだな、と思ったものです。
あとは、
・投資家
の方も、やっぱりいらっしゃいます。
新入社員の頃から、ほとんどを投資に回していたという男性は、42歳でFIREし、今は完全なアドレスホッパー生活を送っておられました。先見の明！
ちゃんと納税してるの？
してます。してるっつーの！
なぜ「アドレスホッパーは納税してるか怪しい」と思われているのか、そこがまず疑問なのですが、やっぱりこの「住所不定」という怪しさ満点の言葉がよくないのでしょうね。
わたしも現在、住所不定の身ではありますが、お国への納税はバッチリさせていただいています。
というか、どうすれば納税しないで済むのか、そっちの方が疑問でなりません。地の果てまで追ってきますからね、あちらは。アドレスをホッピングしている程度では、逃れることは不可能かと思われます。
思ったより怪しくないなと思っていただければ幸いです。以上、アドレスホッパーの現実的なお話でした。（納税してるっつーの！ 大事なことなので重ねて言いました。
