こんにちは。
アドレスホッパー歴9ヶ月目のアラフォー独身女性・かっぱです。(2024/12現在)
11月は長崎県の五島へ行ってきました。
五島を旅先に選んだのは、大阪で「ネタは五島の魚だけ」というお寿司屋さんに入ったのがきっかけです。
そのあまりの美味しさに、いつか絶対五島を旅するんだ! そう思って約3年。
五島の魚、期待以上でした。
寿し善
店構えは、近ごろ、めっきり少なくなった「町のお寿司屋さん」という感じです。
カウンターに、座敷が2間。ランチの開店直後にお邪魔しましたが、予約が次々入っていました。人気店なんだなぁ。
一貫がころんと小ぶりで、口の中がいっぱいにならずにすいすい食べられます。嬉しいな。
そして、こんなにお安くて良いんですかと、思わず心配になってしまうリーズナブルさ!
あまりにリーズナブルだと、どうしても質が気になってしまいますが、もう恐縮するくらいのネタの良さ……!
やー、こんなにぷりんぷりんの白身、五島だけですって! なんという弾力! ごちそうさまでした!
居酒屋 盛
住んでいたシェアハウスの管理人さんにご紹介いただきました。
予約した方がいいですよ、とアドバイスいただきましたが、ひとつ自分の運に賭けてみようと、思い立ったその日に突撃。
「ごめんなさい、満席で」とスタッフさんが言いかけた時、後ろから、一名ならいけるよ! の声が! 運がいいぜ、あたい!!
店内はカウンター数席に小上がりがふたつ。片方のテーブルでは、ご家族であろう方々が美味しそうなすき焼きを囲んでにこにこしています。素敵。
メニューが豊富すぎて目移りしちゃいましたが、大将が次から次へオススメしてくれるので、全部乗っかりました。
ほんのりピンクのこのお刺身は、ハガツオ、だそうです。血合いがほとんどないから臭みもない!
普段は好んで食べないキビナゴも、五島産は旨いなぁ……
ノドグロの煮付け。ほこほこでふっくらした身が抜群。
お魚の旨味がジュワッとにじむ、すり身ボウル。揚げたてです。ふふふ、美味しくて無闇に笑ってしまう。
ゴトジンもいただけます。「最初はロックで味わって、それから炭酸水で割りましょうか?」のご提案。あたい、そういうの、嬉しい。
五島牛もちょっと食べたくて。んー、ひと串でこの満足感よー。
〆のちゃんぽん。もー、なんなのよー、勘弁してよー、ってくらい、美味しい。ありとあらゆるうま味が溶け出した結果がこちら! みたいな感じです。伝われ!
最後に、大将のお友達が今さっき釣ってきてくれたというアオリイカ。もうお勘定をお願いしたところでしたが、ちょっとだけ食べてみない? の誘いに、まんまと乗りました。
ひすい色に縁取られたアオリイカは、誇張ではなく向こう側が透けるようで、まだ食材ではなく生き物でした。
「新鮮だったら、耳が一番美味しいんですよ」とスイスイ耳に包丁を入れる大将。まだ動いてるじゃないか……
口に入れて、そっと奥歯で噛んでみると、ペキン、と折れるような感触が。そしてすぐにねっとりした甘みが口中に。
びっくりして、うまぁ、と大きな声が出てしまいました。歯が! 舌が! 喜んでいる!
いけす割烹 心誠
伺ったのはランチでした。
バラチラシを頼んだら、びっくりするほど立派な器で出てきました。すごい! 宝箱だ!
蓋を開けてみたら、なんとも色鮮やかで惚れ惚れ。
マグロ、サーモン、いくら、とびこ、キビナゴ、ゆで海老、タコ、ヒラマサ、卵、きゅうり……などがひしめき合うようにぎっしり詰まっていて、量も2人前はありそうです。
食べる前から満足感がすごい。そしてまた、美味。見た目、味、食感。死角がないね! 参ったね! 踊っていい?
あら汁がまたすごくて、ぎっしり骨の周りに身が詰まった魚は、種類は何かわかりませんが、ゼラチン部分も、引き締まった身も、本当にいい味です。
お味噌汁の表面いっぱいに魚の脂が浮いていて、これとご飯だけでも十分、ぜいたくな定食になりそうでした。
とても食べきれなくて、半分はお持ち帰りにしました。1日中、こんなに美味しいバラチラシを食べられて、幸せだった……
鮨 割烹 ひなかの
誕生日に行こうと目をつけていたお鮨屋さん。
丁寧な仕事を施された、様子のいいお鮨と一品料理。
全部が本当に美味しかったなぁ。大切な人を連れてまた来たい。
(※「鮨 割烹 ひなかの」さんは別記事で詳しくまとめました)
お魚好きにはたまらない五島・福江島。他にも素敵なお店がてんこ盛りでした。また行かないと!